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浜松まつり

フランス人和凧研究者 セシル・ラリさんに聞く 

◆ブレーク必至 世界発信を

浜松まつりについて語るセシル・ラリさん=京都市の国際日本文化研究センターで

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 浜松まつりを外国人にアピールするにはどうすればいいのか。和凧の研究者として何度も浜松を訪れ、浜松まつりへの参加経験もある国際日本文化研究センター(京都市)の外来研究員、セシル・ラリさん(39)=同市在住、フランス出身=に聞いた。

 浜松まつりは規模の大きさや歴史の長さもあって、海外の和凧研究者や愛好者には、とても重要でよく知られたイベント。ただ、和凧自体も含め、残念ながら一般的な知名度はまだまだ。自分が参加した時も外国人が多いとは思えなかった。大きな可能性を持っているのに実にもったいない。

 新幹線で最寄り駅を訪れることができ、スムーズな動線で凧揚げ会場に向かうシャトルバスを整備、朝と夜で全く違う趣向の日本らしさが色濃く残る。外国人からみると抜群の条件がそろっている。大凧や、市街地に御殿屋台が並ぶ物珍しさのインパクトは青森のねぶた祭にも劣らない。

 子どものために凧を揚げるという精神性も珍しい。新潟市の「白根大凧合戦」など子どもの名前を入れた凧を揚げる祭りがでてきたが、明らかに浜松を意識しているように感じる。

 知名度不足の要因は、インターネット上の英語情報の少なさでは。アルファベットで検索しても公式サイトは上位に表示されない。公式サイトの英語版のボタンを押すと簡素なPDFファイルに飛んでしまう。

 パリの旅行代理店のパックの中にも、浜松まつりを見たことがない。ちゃんとPRできれば、海外の代理店が手配できるだけの条件はそろっている。海外とのコネクションづくりやアピールを頑張ってほしい。

(聞き手・酒井大二郎)

 

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