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浜松まつり

女衆 粋に最先端 インスタグラムで髪飾り脚光

インスタグラムで話題を呼んでいる人気髪飾り「ヘリボン」(上)と「水引」

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 三日に開幕する浜松まつりで、街中に華やかな彩りを加えるのが、女衆たちのおまつりファッションだ。各町で基本デザインが決まっている法被に比べ、工夫を凝らしやすいのが髪飾りや髪形。写真共有アプリ「インスタグラム」では、既に髪飾りや、粋なヘアスタイルなどが多く投稿され、盛り上がっている。 

 「えっ、めっちゃかわいい!」。祭り用品専門店「祭すみたや」(浜松市中区新津町)は四月が繁忙期。店内は、若い女性でにぎわっていた。

 今年、ひときわ人気なのは遠州のクラフト作家による手製の髪飾り「ヘリボン」。畳の縁(へり)の布をリボンの形にしたことで、こう名付けられた。えんじ色や紺色など渋めの色が多い。店内で手に取った若い女性客は「子どもっぽくならなくて良い感じ」と、お気に入りを探していた。

 「浜松まつりは年々、女性の参加者が増えて、ファッション性が高まっているよ」と話すのは同店の中川晋介社長(39)。昨秋、インスタグラムで市外の祭り写真を眺めているうち「ひょっとして、今の流行はこれではないか」と髪飾りに目を付けた。

遠州地域のクラフト作家が手作りした髪飾り=河野麻里さん提供

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 ヘリボンのほか、花柄や金一色の布地が美しい「扇子」や、リボンのようにぐるぐる編まれた「水引」のデザインを複数の作家に依頼した。値段は千三百円から千八百円で、いずれも今年三月に発売。インスタグラムで紹介したところ、「インスタを見てきました」と訪れる女性客が増えたという。数百個の在庫は一週間で完売し、現在も追加注文が続いている。

 中川社長は「他人とかぶりたくないという気持ちがあって、作家の個性あふれる髪飾りに注目が集まったのかな。今後もこだわりを持つ女性に、いろんなツールで発信していきたいね」と意気込んだ。

 一方、インスタグラムで浜松まつり向けの髪形を紹介している美容室「ブリアント」(浜松市中区八幡町)のスタイリスト河野麻里さん(42)によると、今年のキーワードは「粋」だ。

髪を下側でまとめる「面スタイル」に、しめ縄のような髪飾りをあしらった髪形=河野麻里さん提供

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 数年前は、「モヒカン」や、髪の毛先から根元に向けてボリュームをつくる「逆毛」など奇抜な髪形が目立ったが、最近では、伝統的なスタイルが見直されている。

 河野さんいわく、基本となるのは、髪の束をねじり上げてまとめる「夜会巻き」。中でも髪の表面をつるっと仕上げる「面スタイル」が人気で「髪を頭の下側でまとめると、おかみさんのような感じになって、粋な印象になる」という。

 かわいらしさを希望する女性客には髪を上側でまとめる髪形や、髪をアイロンでうねらせて結った「波スタイル」も薦めている。

 三日間の浜松まつり、毎日とっておきのスタイルを見つけて練り歩くのも楽しそうだ。

(大城愛)

 

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