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学校がつなぐ仲間たち

上下級生ペア 稲作体験 吉田町自彊小学校

6年生に教わりながら田植えをする1年生=吉田町神戸の学校田で

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 働くことの尊さや生産の喜びを知ってもらう稲作体験。一九八一年から続き、田植えは一・六年、二・五年、三・四年の異学年ペアとなり、上級生が下級生を指導しながら作業をする。今年は六月六日にあり、もち米の苗を植えた。

 約十二アールの学校田は、近所の住民から借りている。児童たちはPTA設営部らの協力で、代かきなどをして準備万端となった田んぼで、昔ながらの農作業をした。

 児童は靴下をはいたまま田んぼに入るとロープに沿って横一列に並び、丁寧に植え付けた。初体験の一年生は泥の中で思うように動けず、六年生に手を引いてもらいながらの作業だが、泥だらけにした顔は笑顔であふれた。六年生も「一度に四本ぐらい植えるんだよ」「間隔を空けて」とアドバイスする。

 田植えが終われば、近くの用水路から引き込んだ水で体の泥落とし。これも楽しみの一つで「冷たいー」の歓声が上がる。田んぼは今後草取りなどをして生育を見守り、秋には再び異学年ペアで稲刈り、脱穀。米は地域ふれあい活動「里人こぞる」で餅つきをするほか、卒業生らに贈る祝餅として利用される。

 鈴木寿夫校長は「異学年のペア作業は、思いやりが生まれ、お互いが優しい気持ちになる」と話している。 

(伊藤一樹)

【吉田町自彊小学校】

鈴木寿夫校長

児童391人

吉田町神戸1748の2

 

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