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学校がつなぐ仲間たち

新しい絵本で読書推進 清水辻小学校 

ちょい読み文庫の絵本の読み聞かせを楽しむ児童ら=静岡市清水辻小で

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 「面白かった場面を描いてみようか」。真新しい絵本を読み終えた村上由美教諭が呼び掛けると、一年生たちは「どくしょノート」に思い思いに絵を描き始めた。

 今月、静岡市中央図書館から学校に約八百冊の本が届けられた。「ちょい読み文庫」と名付けられ、各クラスに十〜八十冊置かれている。

 子どもが読書に親しみやすい環境をつくろうと、図書館が清水辻小で試験的に始めた取り組みだ。図書は国語の教科書で推薦されている本をそろえた。

 学校には図書室があり、これまでも各クラスに文庫はあった。ただ図書室は昼休みや授業後などの利用に限られ、文庫も図書室で貸し出し回数が少なくなったり、古くなったりした本が多かった。

 ちょい読み文庫の設置で、休み時間や給食を早めに食べて余った時間に本を読む児童が増えた。低学年には、下校前などに教諭が読み聞かせをする機会を持っている。一年の榊原楓茄(ふうか)さん(6つ)は「新しくて面白い本ばかりで楽しい」と喜ぶ。

 図書館はちょい読み文庫の設置に合わせ、どくしょノートを児童に配布した。読み終えての満足度を記入する欄や、本の中で好きだった言葉を書く欄、自由スペースがある。図書館の担当は「楽しみながら読書をしてもらいたい」と話す。

 岡田克彦校長は「本をたくさん読んで読解力を高めることはもちろん、自身では体験できない世界にふれてほしい」と期待する。

(山田雄之)

【清水辻小学校】 

岡田克彦校長

児童数286人

静岡市清水区辻4の3の40

 

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