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学校がつなぐ仲間たち

茶摘み通し郷土に誇り 牧之原中学校

茶娘姿で新茶の手摘みに取り組む3年生の女子生徒=牧之原市東萩間で

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 県内一の茶どころ「牧ノ原台地」の一角に校舎がある。もえぎ色の新芽が芽吹く学校茶園はグラウンド横。辺り一面にお茶の香りが漂う。好天に恵まれた八十八夜の五月二日は、絶好の茶摘み日和だった。

 茶摘みに参加したのは全生徒七十五人と、隣接する小学校の児童と保育園児。約六・二アールの茶園はPTAの茶園管理部と生徒が一年を通して管理している。

 「みる芽といって、若い、柔らかい芽を摘み取って」。三年の生徒代表が“一芯二葉”といわれる手摘みの要領を下級生や児童、園児に分かりやすく教える。三年生の女子は茶娘姿になり、茶摘みの風情を演出した。茶かごを手にした生徒や児童らは、十センチほどに伸びた新芽を摘み、二時間で二百四キロの生茶葉を収穫した。

 活動の締めくくりは収穫したお茶「学園茶」の販売。東名下り線牧之原サービスエリアで、有志約十五人が行う。女子生徒は茶娘姿で呼び込みや試飲サービスに努める。昨年はまとめ買いをする人も多く、用意した茶葉は完売。今年は二十四日に予定されている。

 教務主任の石神照久教諭は「それぞれの体験を通し、生徒たちは牧之原のお茶や郷土に対して自信や誇りを感じ取っている。地域の皆さんの協力に感謝し、恵まれた環境を今後の教育活動にも生かしていきたい」と話す。

(伊藤一樹)

【牧之原中学校】

山崎泰校長

生徒数75人

牧之原市東萩間2079の9

 

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