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学校がつなぐ仲間たち

統合後初、文化祭へ一丸 清流館高校

新たな校旗を手にする生徒たち=焼津市上新田の清流館高で

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 四月に焼津市の大井川高校と吉田町の吉田高校が統合し開校した。二、三年生のうち、三百二十五人が大井川高から、二百三十一人が吉田高から。学校規模や特色の違う両校の良さを合わせていこうと、生徒会は二年前から交流を続けてきた。

 前期に限り、生徒会長は二人いる。それぞれの生徒会長だった元大井川高の安藤僚太君(三年)と元吉田高の高柳佳菜子さん(同)。昨年、両生徒会は「一から学校づくりをするのではなく、先輩たちが残したものを土台にしよう」と確認し合った。

 まじめで一生懸命さが光る大井川高と、活発で自主性が強い吉田高。それぞれの文化祭にも行き来し、安藤君は「吉田高はノリがいい」、高柳さんは「応援団がすごい」と互いの良さを感じた。

 三月半ばには新二、三年生全員を集め交流会を開いた。四月から使うのは大井川高の校舎。吉田高の生徒たちは新たな学びやを見学し、じゃんけん大会などで盛り上がった。

 教育課程の違いで、出身校ごとにクラスは違う。制服も一年生は新しいデザインだが二、三年生はそれぞれのまま。交流は部活や行事でやるしかない。通学路で旧吉田高前を通る高柳さんは「やっぱり寂しいな」。まだ環境の変化に戸惑いはあるが、新たな歴史を刻める喜びもある。

 六月六、七日の文化祭のスローガンは四字熟語「生気溌溂(はつらつ)」(生き生きと元気が良いこと)をもじった「清喜初溂」。清流館として初の文化祭ができるのを喜び、明るく生気あふれる祭にしようと力を合わせる。

(神谷円香)

【県立清流館高校】

赤塚顕宏校長

生徒842人

焼津市上新田292の1

 

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