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学校がつなぐ仲間たち

ユネスコ認定校 活動発信 静岡市玉川中学校

ユネスコスクール登録を祝って太鼓を打ち鳴らす生徒=静岡市葵区の玉川中で

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 先輩たちから受け継ぎ取り組んできた茶摘み体験と和太鼓演奏が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の理想に合った教育と認められ、「ユネスコスクール」に認定された。山里の小さな学校が、国内の登録校六百七十五校、世界の約九千校に仲間入りし、生徒たちは張り切っている。

 過疎化が続く玉川地区。地区の素晴らしさを生徒に教え、未来を担う人材に育ってほしいと、学校は長年、活動してきた。校内茶園の茶摘みは数十年続く。伝統文化を引き継ぐため十五年前には和太鼓チーム「玉川太鼓」をつくった。

 ユネスコスクールの目標は、自然環境の大切さや人間の多様な文化を知り、未来のために行動できる人を育てる「持続可能な開発のための教育」。玉川中の活動はまさにぴったりで、登録申請が承認された。

 全国の登録校は、首都圏の中高一貫校など、玉川中の数十倍の生徒がいる学校が多い。ユネスコスクールに加わって情報交換が進めば、多くの人に活動を知ってもらえる。白鳥瑠璃さん(三年)は「私たちの活動が世界中に広まればうれしい」と喜ぶ。

 学校で開かれた登録の承認証授与式では、生徒が太鼓で乱れ打ちを披露して祝った。生徒会長の白鳥隆斗君(三年)は「これからも人口が減っていくと思う。でも伝統をしっかり引き継ぎたい」と力を込めた。 

(今井智文)

【静岡市玉川中学校】

山崎泰之校長

生徒19人

静岡市葵区落合840

 

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