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学校がつなぐ仲間たち

夢持つ大切さ学ぶ 東海大翔洋高校

「出会いを大切に」と訴えた京谷さん=静岡市清水区で

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 交通事故で半身不随になった元Jリーガー、京谷和幸さん(42)=千葉県浦安市=が「夢・出会い・感謝」と題し、三年生のために卒業記念講演をした。生徒らは失意の底から再起し、車いすバスケットボール日本代表になったスポーツマンの生きざまに触れた。

 京谷さんは室蘭大谷高(北海道)出身。入団したジェフ市原でデビュー直後の一九九三年十一月、交通事故による脊髄損傷で車いす生活を余儀なくされた。この状況で婚約者が結婚を決断。「妻を幸せにするためにはやるしかない」と苦悩の中で踏み出した一歩を振り返った。

 リハビリの過程で車いすバスケットと巡り合い、「わが子が誇りに思うパパになろう」と懸命に練習し選手として再び輝いた。「出会いがあって、今の自分がある」。家族、車いすバスケ関係者らとの出会いに感謝した。

京谷さんの話を聴く3年生たち

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 京谷さんは二〇一二年のロンドン大会までパラリンピックに四大会連続出場を果たした。現役引退後も城西国際大サッカー部でコーチをするなど、精力的に活動している。「夢を持ち続けよう」という京谷さんの呼び掛けを、三年生の原敬洋君(18)は「諦めないことの大切さを学んだ」と受け止めた。

 三年生二百五十六人は三日、学びやから羽ばたいた。 

(白旗一貴)

【東海大翔洋高校】

高橋信由校長

生徒732人

静岡市清水区折戸3の20の1

 

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