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学校がつなぐ仲間たち

ゲームで思いやり学ぶ 静岡市立竜南小学校

2枚の絵を見比べて間違いを探す児童たち=静岡市葵区の竜南小学校で

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 並んだ二枚の絵には、東京ディズニーリゾート(TDR)を代表する人気者ミッキーの笑顔。絵に群がった児童たちが二枚を見比べ、異なる図柄を指摘していく。

 TDRを運営するオリエンタルランドの小学校への出前授業「魔法の教室」の一コマ。ディズニーランドの従業員佐藤秀明さん(29)が「今、みんなが絵を見たように友達の顔も普段からよく見ようね。悲しい顔の友達がいるかもしれないよ」と語り掛けた。

 従業員と三つのゲームを楽しみながら、他人への思いやりの大切さを学ぶプログラム。四年生百十七人は一月下旬に“魔法”にかかった。

 三つのヒントを聞いて答えを当てる連想ゲームでは、答えが分かってもヒントを聞き終えるまで言わないルール。スプーンでお手玉を運ぶお手玉リレーで競うのは、スピードではなく、相手が受け取りやすいように渡す工夫だ。佐藤さんは「相手の気持ちを考えるのが思いやりという魔法だよ」と教えた。

 授業の後、酒井美咲さん(10)は「お母さんが寂しそうな顔をしていたら、何かあったのと聞いてあげる」と思いやりの意味をつかんだ様子だった。

 杉山浩一教頭(52)は「普段のボール遊びでも、パスが回らない子がいる。思いやりを発揮する場面は学校生活にたくさんある」と児童たちの変化を楽しみにしている。

(高重乃輔)

【静岡市立竜南小学校】

曽根祥治校長

児童699人

静岡市葵区竜南1の23の1

 

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