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学校がつなぐ仲間たち

小さな田んぼから学ぶ 焼津市焼津南小学校

小さな田んぼに実った稲の刈り取り法を教わる児童たち=焼津市焼津南小学校で

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 校舎裏の三平方メートルにも満たない二つの花壇が田んぼになった。まさに猫の額だが、五年生が毎年ここで米作りに励んでいる。二〇一三年度も六十人が六月に田植えをし、十月に勢い良く飛び出した稲を全員で刈り取った。

 校舎の片隅にある稲はスズメにも目ざとく見つけられ、せっかく育っていた米粒を「少し食べられちゃった」と有田恵士(けいと)君は悔しそうに思い出す。もともと収穫量はわずか。増田多鶴(たづる)君は「鎌で引いて切るのが難しかった」と初めての稲刈りを振り返った。

 米作りは、市内のボランティア団体「やきつべの里フォーラム」が実施する活動の一つ。フォーラム事務局長の●田光男さん(66)は「草取りで雑草の根の形や太さを見せると、植物のたくましさを勉強できる。理科の総合学習」と話す。米作りを通し、稲の成長過程のほか、川や森、海の役割も教えていく。

 一月中旬、収穫した米をひいて作った米粉で調理実習。卵やベーキングパウダーと混ぜてフライパンで焼き上げた。名前は「どら焼き」だったが、デコレーションケーキのように、思い思いに生クリームを塗ったり、イチゴを載せたりと楽しんでいた。

(神谷円香)

【焼津市焼津南小学校】

増田紀子校長

児童322人

焼津市焼津5の5の1

文中●は雨カンムリに鶴

 

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