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学校がつなぐ仲間たち

真剣に総合防災訓練 吉田中学校

災害図上訓練で避難場所や危険箇所を識別する生徒=吉田町川尻会館で

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 吉田町の吉田中学校は、九月一日にあった町の総合防災訓練に、全生徒が授業の一環として初参加し、地域の人たちと一緒に活動した。

 生徒代表は事前に各地区の自主防災会長らと打ち合わせをして、本番に臨んだ。当日は避難や救護活動を通し、中学生として地域に果たす役割を考えた。

 川尻地区では、一年の男子は放水、女子は救護に汗を流した。二、三年約百四十人は、大震災を想定した災害図上訓練(DIG)をした。

 図上訓練では、生徒が十三班に分かれ、自分たちが住む地域を知ることから始めた。白地図に河川や道路、災害時の避難場所や危険箇所などを次々に書き入れた。

 次に震災が起きた場合にどんな被害が起きるかを話し合った。自宅での就寝中や下校途中、公園で友人と二人でいたときなど、さまざな場面で、被害を最小限に防ぐ方法を考えた。

 東日本大震災では多くの子どもたちが犠牲になった。森元菜緒さん(三年)は「知らない避難場所や安全な場所を確認することができた」、三田村歩音さん(同)は「津波の避難場所が分かった」と、地域の防災、減災について考える機会になった。

 訓練は地域の一員としての自覚も促した。飯田高広校長は「各自治会から、中学生の力に期待する声が届いた。生徒は地域で頼りにされていると感じたのではないか」と話した。

(伊藤一樹)

【吉田中学校】

飯田高広校長

生徒894人

吉田町住吉230

 

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