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学校がつなぐ仲間たち

古代を体感、郷土に関心 牧之原市勝間田小学校

松下さん(右)の説明で出土品の土器を手にする児童=牧之原市勝間田小で

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 六年生が牧之原市教委の出前講座「古代体験授業」で、古代人の暮らしを学んだ。講師は、市教委で発掘調査を担当する学芸員の松下善和さん。児童たちは土器の観察や勾玉(まがたま)作りを体験した。

 松下さんは市内の遺跡や出土品、昔の人々の生活などを解説。「弥生時代から室町時代の土器が多数、見つかっています」「みんなが座っている教室の下からも出てますよ」と話しながら、出土した土器類を紹介した。

 博物館などではガラスケースに入っている貴重な土器類も触れさせた。児童たちは手に取って、形や重さを実感。墨書された土器や円面硯(えんめんけん)には「昔の人が書いた文字だ」「表面がツルツルになっている」といった声が上がった。

 松下さんは勾玉を「弥生時代から古墳時代にかけて作られた緑泥石やメノウ、ヒスイ製の装身具」と説明。「胎児の形をしており、亡くなった子を思って身に着けていた」と話した。

 勾玉の製作には縦横三・五センチ、厚さ一センチの滑石(かっせき)を使用。児童たちはナイフなどで丸みを持った形に仕上げ、古代人の気分を味わった。

 「勝間田氏や田沼意次など、今後も郷土の関係ある人々を紹介したい」と出前講座に意欲を見せる松下さん。岩本洋明教頭は「歴史を身近に感じ、郷土愛が芽生えた。今後はこれをきっかけに日本史や世界史にも興味を持ってほしい」と話していた。

(伊藤一樹)

【牧之原市勝間田小学校】

永井常夫校長

児童128人

牧之原市勝間588の3

 

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