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学校がつなぐ仲間たち

自然に身に付く観察力 静岡市立大河内小学校

エア・ボール投げに夢中になる児童たち=静岡市葵区平野の大河内小で

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 静岡市葵区の山あいにある大河内小で五月二十日、体で表現することの楽しさを教えるワークショップが開かれた。講師は舞台演出家の佐藤剛史(つよし)さん(49)。俳優に演技指導するのが本業の芸術家だ。

 当日は雨がぱらつき、会場は体育館に。一〜六年の児童十四人が集まると早速、授業が始まった。佐藤さんは満面の笑みで「歩いてみよう」と提案。戸惑いながらも立ち上がった児童たちは、普段通りに歩き始めた。

 ところが、しばらくすると、「軽く歩こう」「重たく歩こう」「カクカク歩こう」と次々に難しい注文が飛んでくる。児童たちが首や腰をくねらせて応えるうち、体育館に笑い声が広がった。

 授業後、五年生の安池芽生(めい)さん(10)が「どのタイミングでボールを受け取るまねをするのか、想像するのが楽しかった」と話したのは「エア・ボール投げ」のこと。ボールを使わずに、それでもボールがあるかのようにキャッチボールをした。

 「大事なのは相手の動きをよく見ること」と佐藤さん。投げ合っているうちに、あうんの呼吸をつかんだペアもいた。

 校務主任の高山ひさ乃教諭(45)は「自分の動きを決めるためには、相手の動きを注意して見なければいけない。子どもたちは知らず知らず、表現するのに必要な観察力を身に付けているはず」と話した。

(高重乃輔)

【静岡市立大河内小学校】

森みゆき校長

児童17人

静岡市葵区平野1850の3

 

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