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学校がつなぐ仲間たち

残飯と竹で堆肥づくり 静岡市千代田東小学校

給食の残飯からつくった堆肥でミニトマトを植える5年生=静岡市葵区の千代田東小で

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 給食から出た生ごみと、竹を細かく砕いた「竹粉」を使って堆肥を作り、ミニトマトを育てる。そんな取り組みを、五年生九十人が環境学習の一環で始めた。

 生ごみは八割が水分。乾燥させずに収集車で運び、焼却場で燃やすのは、エネルギーの無駄が多い。一方、県内の山間部などでは、放置された竹林が拡大。深く根を張らない竹やぶが、地滑りを起こす危険がある。

 竹粉は、堆肥をうまく発酵させる効果がある。山間部などで放置された竹を活用して堆肥を作れば、「生ごみ」と「放置竹林」の二つの問題解決に一役買うというわけだ。

 堆肥作りは、四月中旬に始まった。市沼上資源循環センター職員に教えてもらい、六人ほどの班にバケツを一つずつ用意。給食の残飯一キロを入れ、竹粉と混ぜ合わせた。

 最初は生ごみのにおいが強く「くさい、くさい」と大騒ぎだったが、毎日欠かさず混ぜ続け、一カ月で堆肥が出来上がった。重さを量ると、三百五十グラムほど。児童らはごみの減量効果に驚いた。

 堆肥と土を混ぜ、プランターに入れてミニトマトの苗を植え付けた。高橋成美さん(10)は「残飯に入っていた果物の皮がだんだん消えて土になり、堆肥となって、びっくり」と目を輝かせた。南妃咲さん(10)は「トマトは苦手だけど、この堆肥で甘い実になってほしい」と話していた。七月下旬に収穫する予定。

(今井智文)

【静岡市千代田東小学校】

青木克顕校長

児童数553人

静岡市葵区川合3の4の1

 

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