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学校がつなぐ仲間たち

全校茶摘み 実りに感謝 島田市湯日小学校

地域のお年寄りの手ほどきで茶摘みに励む児童=島田市湯日小で

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 学校敷地内の「湯日っ子茶園」に児童の歓声が飛び交う。地元老人会員や保護者らとともに和気あいあいと茶摘みに励む。茶どころ湯日地区ならではの伝統行事「全校茶摘み」の一こまだ。

 同小は十数年前、運動場南東に約百五十平方メートルの茶園を整備。やぶきた種の茶を栽培し、PTAの茶農家が茶園管理者として施肥や消毒などの世話をしている。毎年、新茶シーズンには全校児童が茶摘みを体験し、収穫の喜びを味わっている。

 今年は二十二日に行われた。始めの会で、六年の増田倖太君(11)が「最後のお茶摘み。しっかり頑張りたい」とあいさつ。茶園管理者の落合節夫さん(34)が手摘みの仕方について説明し「一芽一芽やさしく摘んでください」と呼び掛けた。

 児童らはポリ袋を手に茶園に入り、お年寄りらの手ほどきで、もえぎ色の新芽を丁寧に摘み取った。

 終わりの会では六年の増田侑耶さん(12)が「お茶がここまで育ったのは地域の人たちのおかげ」と感謝。お年寄りも「子どもたちとの交流は元気をもらえる」と目を細めた。

 この日摘んだ生葉は、近くの茶工場で製茶。日ごろお世話になっている人たちに贈るほか、東日本大震災後に交流がある福島県いわき市の磐崎小学校にも届けるという。

 小倉直哉校長は「お年寄りと触れ合いながら地域の産業を学ぶことは有意義。今後も継続していきたい」と話した。

(土屋祐二)

【島田市湯日小学校】

小倉直哉校長

児童35人

島田市湯日564

 

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