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学校がつなぐ仲間たち

模擬裁判 真剣に意見交換 牧之原市坂部小学校

模擬裁判で刑事事件の流れを学ぶ児童たち=牧之原市坂部小学校で

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 検察の役割や裁判員制度について学ぶ静岡地方検察庁の「法教育講座」。同校では、六年生十八人が社会科で三権分立を学習する三学期に合わせて開催された。

 まず、講師の検察事務官が警察と検察との違い、検察官の役割を紹介。検察官には起訴権限があることや、起訴後の裁判の流れも説明した。次に、電車内で足を踏まれた乗客が注意したところ、その男に突き飛ばされて頭を負傷し、治療費は二十万円だった−と想定した模擬裁判で、子どもたちが刑事事件の流れを学んだ。

 模擬裁判は、事務官が被告人、児童が検察官、弁護人、裁判官となって開廷。台本通り読み進む流れだが、所々で「目の前で事件が起きたらどうするか」「被告人は『殺人』『傷害』『窃盗』のどのルールを破ったから刑事責任を負うのか」と考えた。

 閉廷後、裁判員裁判のように、児童全員が有罪か無罪、刑の重さなどについて意見交換。その結果、十七人が有罪とした。関祐哉君は「傷つけたのは事実だが、反省している」と軽い刑罰を主張。大石アキさんは「被告人はすごく反省して治療費も払った。無罪でいいのでは」との意見だった。

 検察官役を務めた板倉壮哉君は「検察官の名前だけは聞いたことがあるが、役割が初めて分かった。将来は検察官になってみたい」と話していた。

【牧之原市坂部小学校】

斎藤智子校長

児童数103人

牧之原市坂部468の1

 

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