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学校がつなぐ仲間たち

弦をつま弾き「さくら」 島田市川根中学校

講師の手ほどきで箏の演奏に挑戦する1年生=島田市川根中で

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 校内に箏の軽やかで繊細な音色が響き渡る。一月末、地域の専門家とのコラボ授業の一環として、音楽の時間に開催された「邦楽教室」。全一年生三十八人が参加し、邦楽家の指導で箏に親しんだ。

 島田市では日本の伝統文化に理解を深めてもらおうと、小・中学校に和文化教育を取り入れている。川根中では地元に伝わる笹間神楽をはじめ、箏や尺八などに生徒が取り組んでいる。

 教室には、山田流箏曲教授の藤田瑞邦勢(みずほうせ)さん(川根本町上長尾)と、社中四人が講師として来校した。

 最初に講師が「六段調」「山里の春」の二曲を披露。和太鼓や水笛などを交えて合奏し、生徒らが箏の優雅な調べに耳を傾けた。藤田さんは箏の構造や、日本で箏が広まった歴史、親指、人さし指、中指を使う演奏法などを説明し、生徒らがメモをとりながら熱心に聞き入った。

 つめのはめ方を習った生徒らは六グループに分かれ、「さくら」の演奏に交代で挑戦。苦労しながらも弦をつま弾き、「さくら」の一節を奏でた。

 田中陽子教諭は「専門家の生の演奏を聴き、直接指導を受けることで邦楽への理解が格段に深まります」とコラボ授業の効果を指摘する。鈴木愛也君(13)は「箏に触れるのは初めて。音を出すときに力がいるので手が痛かったが、演奏は楽しかった」と話した。

(土屋祐二)

【島田市川根中学校】

矢沢和宏校長

生徒数132人

島田市川根町身成3340

 

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