トップ > 静岡 > 教育のページ > 学校がつなぐ仲間たち > 記事

ここから本文

学校がつなぐ仲間たち

烏骨鶏への餌やりで触れ合い深める 静岡市千代田小学校

飼育小屋の前で餌やりの準備をする子どもたち=静岡市葵区の千代田小で

写真

 「ほら、ご飯だぞ」「食べろよ」。飼育小屋の中で、子どもたちが与える餌を烏骨鶏(ウコッケイ)が押し合いへし合いながら、ついばむ。鳥インフルエンザの流行などで、動物を飼育する学校が少なくなる中、朝の餌やりを通じ、特別支援学級の児童とニワトリの触れ合いが長く続いている。

 一〜六年生の三十三人が五クラスある特別支援学級で学んでいる。餌やりは食育の総合学習として、各クラスが一週間交代で続ける日課だ。一〜二年生クラスが当番の朝、小屋に入って餌を与えた児童は「卵からかえったら、立派に育ってほしい」と口にした。

 「一年の時には中へ入れなかった子もいたが、今は皆、平気。一生懸命やっている」。世話を焼く児童の姿に、担任の佐藤栄一教諭(58)は目を細めた。

 特別支援学級には、集団行動が苦手だったり、じっとしていられなかったりする子どもたちもいる。ニワトリとの触れ合いは落ち着きをもたらし、対人関係にも良い影響を与えている。

 校内では通常学級の六年生、校外では近くの県立農業高校生や地域住民ら、親身になってくれる人たちがいる。「必ずサポートしてくれる人はいる。だから、まじめにコツコツやり、誰からも好かれる人になってほしい」と佐藤教諭。子どもたちの成長を楽しみにしている。

(白旗一貴)

【静岡市千代田小学校】

堀内三平校長

児童833人

静岡市葵区沓谷5の47の1

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索