トップ > 静岡 > 教育のページ > 学校がつなぐ仲間たち > 記事

ここから本文

学校がつなぐ仲間たち

寸劇発表通し地域の伝統再認識 牧之原市萩間小学校

地元の民話や歴史を寸劇で発表する萩間伝説劇場=牧之原市萩間小学校で

写真

 地元で語り継がれる民話や歴史を、学年ごとに寸劇で発表する「萩間伝説劇場」。演劇発表を通じ、地域の伝統や文化を再認識してもらおうと、保護者や地域住民を招いて毎年秋に催される恒例行事で、十年以上前から続いている。

 準備は夏休み後から始まる。題材は民話だけでなく、社会科や生活科、総合学習などで学んだことから、教諭と児童が話し合って決める。高学年は脚本作りから始めるなど、独自性を発揮。舞台の背景、衣装などの大道具や小道具も児童らが協力して手作りする。

 今年は十一月十日に開かれ、発達学級を含めて七演目が上演された。二年生の「おごん狐」は、地頭方地区に伝わるいたずらキツネの話で、児童たちは大きな声で熱演。三年生の「牧之原のお茶づくりの夜明け」は、牧之原大茶園の歴史を扱い、調べ学習をした成果として、開墾に勝海舟が関わっていたことを紹介した。

 高学年は、伝説に一工夫を加えた。六年生の「波切り不動と陣太鼓と火伏せのお地蔵さん」は、三つの伝説をミックスさせたオリジナル作品。五年生の「海から来た如来像」は、信仰心があつい漁師が海から如来像を引き揚げた後、自宅庭に大切に祭った物語で、小道具や演出にもこだわり、会場を沸かせた。

 小泉晴美校長は「地域の歴史や伝統を今後も大事にするとともに、新しい子どもの発想や工夫を取り入れて続けていきたい」と話している。

(伊藤一樹)

【牧之原市萩間小学校】

小泉晴美校長

児童数133人

牧之原黒子75

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索