トップ > 静岡 > 教育のページ > 学校がつなぐ仲間たち > 記事

ここから本文

学校がつなぐ仲間たち

炊き出し訓練で防災学習 焼津市和田中学校

一斗缶で火を起こして野菜シチューを調理する生徒たち=焼津市田尻の和田中で

写真

 一年生約六十人が三日、防災学習の一環で校内の備蓄品を使った炊き出し訓練に取り組んだ。一斗缶に火を炊いて非常食の野菜シチューを調理する作業を、悪戦苦闘しながらも懸命にこなした。

 非常時に自らの命は自分で守る意識を高めようと、学校が焼津市学校給食センターと連携して企画した。

 炊き出し前、センターの職員は非常食を選ぶ際のポイントを「賞費期限が長く常温保存が可能なもの」と紹介。避難生活では疲労回復やストレス軽減のため、酸っぱい物や甘い物が重宝されるといった豆知識も生徒たちに教えた。

 続いて、校庭脇で冷凍食品の米国産野菜シチュー作りに挑戦した。薪を多く入れ過ぎて火が起こらなかったり、器が熱くてスープをこぼしてしまったりする生徒が続出。慣れない作業に戸惑いながらも、職員や先生の手ほどきで全員が無事に非常食を作り終えた。

 参加した増井佑樹さん(13)は「難しかったけど、いざという時に役に立つと思う」と話していた。

 この日は、二年生七十人が地元自治会長から地域防災の在り方を学ぶ授業もあった。老人が多い地区では災害時、中学生も立派な戦力になる。

 「老人や幼児が逃げる時は、君たちが率先して助けてあげてほしい」と自治会長。生徒たちは真剣な表情で聞いていた。

(深世古峻一)

【焼津市和田中学校】

大石哲郎校長

生徒数185人

焼津市田尻1984

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索