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学校がつなぐ仲間たち

「今日がはじまる」高らかに 静岡市賤機北小学校

気持ちを込めて地域の歌を練習する子供たち=静岡市葵区で

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 「…この青空のもと 大地のほほえみ かわしながら かわしながら…」。子供たちが指揮に合わせて懸命に歌う。先生のアドバイスで表情豊かに、歌にどんどん気持ちを込めていく。全校児童による合唱練習。何度も繰り返したのは、十月に完成したばかりの賤機北地域の歌「今日がはじまる」だ。

 学区は静岡市の山あいの地に位置する。静かな日々の暮らしをどう活気づけるか。住民たちが学校に相談し、そして、浮かんだのが「地域の歌」だった。二月から学校、地域、PTAが一丸となって活性化への願いを込めた歌づくりに取り組んだ。児童の家族や地元の人たちが郷土への思いを言葉にして学校に寄せ、それを職員、児童が編集。作曲家橋本祥路さんが曲をつけた。

 学校と地域のキャッチボールで誕生した歌詞は、豊かな自然への感謝や隣人愛にあふれる。「賤北の良いところが詰まっている」「大人になって遠くに行っても忘れない」と子どもたち。温かみのある調べに「心が折れそうな時、頑張ろうという気持ちになる」と感じた子もいた。

 「歌をつくろうとする動き、歌を残そうとする動き、その流れが活性化につながる」と長野恭江(たかえ)校長。曲は十七日に同校で開く「フェスタ賤北」で子どもたちによって初披露され、その場で大人たちも練習する。老若男女一体の歌の響きが、地域の新たな絆になっていく。

(白旗一貴)

【静岡市賤機北小学校】

長野恭江校長

児童数37人

静岡市葵区俵沢234の1

 

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