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学校がつなぐ仲間たち

高齢者介護の大変さを体験 藤枝市広幡小学校

介護現場を想定して、介護食を食べさせ合う児童たち=藤枝市の水守町内会館で

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 高齢者や要介護者の苦労を身をもって知る体験学習会に毎年、児童が参加。体験を通じて、自分たちに何ができるか考えている。

 主催するのは、藤枝市の広幡地区社会福祉協議会。今年は夏休み中の八月三日に水守町内会館で開かれ、希望した四〜六年生十五人が参加した。

 介護食の試食では、実際の介護現場を想定して、食べる役と食べさせる役を分担。緑茶にとろみ成分を混ぜて飲みやすくした飲み物や、カレイの煮こごりなどを味わった。

 「うわー、まずい」と顔をゆがめる児童もいたが、指導役の福祉サービス業の男性社員が「こういう食べ物しか食べられない人たちもいるんだよ」と諭すと、真剣な表情で取り組んだ。

 八十歳の高齢者の大変さを知ろうと、重りを縫いつけた胴衣や特殊なメガネ、手袋を装着しての買い物も体験。視界不良、重い荷物を背負ったような体、レジで出しにくい小銭…。児童たちは近くのスーパーまでの買い物に悪戦苦闘しながら、高齢者らをいたわる気持ちをはぐくんだ。

 四年生の片山颯人(はやと)君(9つ)は「大変だったけど、家でもおじいちゃんやおばあちゃんを助けてあげたいと思うようになった」と優しい表情で話した。

(深世古峻一)

【藤枝市広幡小学校】

星野直人校長

児童数461人

藤枝市鬼島424

 

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