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学校がつなぐ仲間たち

浴衣着付けで日本文化学ぶ 静岡市末広中学校

浴衣を着て記念撮影する生徒たち=静岡市葵区で

写真

 「難しかったが、日本の伝統を感じることができた」「お祭りに自分で浴衣を着て出掛けたい」。家庭科の授業で浴衣の着方を学んだ二年生に笑顔が広がった。

 生徒たちは男女別の部屋に分かれ、浴衣をはおって腰ひもを締め、仕上げの帯結びまで体験した。「帯を巻くのが大変」と苦労しながらも、講師の手助けを受け、帯結びを完成させた。

 日本文化を身に付けるために始めた着付けの授業は、今年で五年目。講師は、着物文化の継承を目指して活動する和装教育国民推進会議県支部の人たちが引き受けている。おおむね女性五人で来校し、デモンストレーションで着付けを披露するとともに、着物の名称、畳み方までの基本を指導する。

 講師は日本の伝統的な所作を身に付けているだけに、「生徒が学ぶものは多い」と学校の先生たちの信頼も厚い。同支部副支部長の小嶋育代さん(63)は「浴衣をきっかけに、民族の伝統である着物を勉強してもらえれば」と生徒たちに期待する。

 りりしく角帯を締めた男子、しとやかな着こなしの女子。一つの教室に集まると、女子生徒の浴衣姿に男子から「おおー」という声が上がった。女子生徒から「日本文化の着付けにいつかチャレンジしたい。この授業を忘れない」との感想もあった。

(白旗一貴)

【静岡市末広中学校】

永田研校長

生徒458人

静岡市葵区末広町41

 

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