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学校がつなぐ仲間たち

漁業で学習発表、海釣り体験も 牧之原市地頭方小学校

保護者の助けを借りて海釣りに挑戦する児童=牧之原市の地頭方港で

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 学区内に漁港がある。校舎の正面玄関には、海水魚の飼育用大型水槽「地小水族館」を設置。展示される生き物は、地元の漁師が提供し、児童が世話をしている。

 三年生の総合学習は漁業がテーマ。「魚を捕る名人に会いたい」。そんな児童の素朴な願いをきっかけに、グループごとに魚の種類や捕獲方法、漁船の仕組み、漁師の仕事などを調べて発表した。

 七月は校外学習。子どもたちは保護者と一緒に海釣りを体験した。講師は、御前崎市白羽の釣具店「つり道場」店長の川田勝美さん(58)。アミエビをまき餌に、釣り糸に針六、七本が付いたサビキ釣りに挑戦した。

 児童は担任教諭から釣りをする際の注意を聞いた後、思い思いの場所で大物を狙った。約二時間の釣果はカマス、タツノオトシゴ、カニなど。潮の干満や天候などで、釣果が大きく変わることも学んだ。

 釣りの後、「魚を釣り上げるのは、思ったより難しかった」「漁師さんの苦労が分かった」と感想を口にした児童たち。反対に「釣りはおもしろい。またやりたい」との声も上がった。

 「魚を釣り上げたとき、さお先に伝わる振動を味わってもらいたかった」と川田さん。児童の笑顔を見ながら「釣り人口の底辺拡大になれば」と目を細めていた。

(伊藤一樹)

【牧之原市地頭方小学校】

前田乾校長

児童数235人

牧之原市地頭方981

 

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