トップ > 静岡 > 静岡けいざい > > 記事一覧 > 2019年の記事一覧 > 記事

ここから本文

幸せぐつぐつ一人鍋

ランチタイムに一人鍋を楽しむ人たち=浜松市中区板屋町の「しゃぶせい」で

写真

 一分もたたないうちに、褐色の割り下がぐつぐつと煮え立ち始めた。肉と旬の野菜を素早く投入し、熱々の状態でぱくり。はふっ、はふっ。隣席からも息遣いが聞こえてくる。

 浜松アクトタワー(浜松市中区)の地下一階の飲食店街に昨年末オープンした一人鍋の専門店「しゃぶせい」。昼時にはビジネスマンや女性グループらがU字形のカウンターを埋める。

 「一つの鍋を箸でつつき合うのが敬遠される時代。でも、本格的な鍋料理を求める人はいる」と経営者の宮本裕充(ひろみつ)さん(55)。すき焼きなら、牛ロース百グラムのランチセットが税別千五百円からと、短時間で「プチ贅沢(ぜいたく)」が楽しめる。

 常連客の男性(60)は「妻と来ても各自のペースで食べられるので落ち着ける」と笑顔。ラーメン丼ほどの小さな銅鍋に、ひとときの幸せが沸き立つ。

 文・久下悠一郎

 写真・山田英二

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

中日新聞しずおかの記事はこちら

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索