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笑顔咲く はままつフラワーパークにぎわう

新設され運用が始まった昇降機=浜松市西区のはままつフラワーパークで

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 新型コロナウイルス感染症の余波の中で迎えた春休み初日の二十日、浜松市西区のはままつフラワーパークは多くの家族連れやカップルが散策を楽しんだ。暖かな日差しが降り注ぎ、一斉休校で自宅待機を強いられた子どもたちが走り回るなど、園内のあちこちで笑みがこぼれた。

 フラワーパークによると、感染が全国に拡大した二月上旬から、団体客のキャンセルが相次いでいた。好天だった二十日は二千百八十人の来場者があるなど、三月中旬から客足は戻りつつある。

 平年並みの一五・九度と柔らかな春風の中、祖父母と来園した浜松市相生小学校三年生の林本彩聖君(9つ)は「休校中は運動不足だったので、外出できて気持ちいい。チューリップ花壇がきれい」と笑顔を見せた。

リニューアルした大噴水池=浜松市西区のはままつフラワーパークで

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 家族五人で訪れた会社員の井出和孝さん(44)=富士宮市=は「学校の修了式もなく、子ども二人はずっと家にいてストレスがたまっていた。屋外で安心して遊べる施設があるのはありがたい」とはしゃぐきょうだいに目をやった。

 フラワーパークは今年、開園五十周年を迎えるのを記念し、園の西側に取り付けられた昇降機と新しくなった噴水も稼働した。園内は東西に急な坂があり、車いすの利用者にとって不便だった。円形でゴンドラの形をした昇降機は、高低差二十メートルの坂を約一分半かけて移動する。車いす二台に介助者二人、大人八人が同乗できる。二〇一六年には東側にエレベーターが設置されたが、隣接する浜松市動物園の共通門から遠いため西側にも設けた。

3連休の初日、園内を散策する来場者=浜松市西区のはままつフラワーパークで

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 チューリップ花壇から昇降機を使った会社員関塚俊夫さん(72)=磐田市平間=は、「坂を使わなくて済む上、入り口からも近くなって楽。景色も楽しめた」と話した。

 老朽化していた噴水も改修し、新たに発光ダイオード(LED)付きの四基を取り付けた。塚本こなみ理事長(70)は「多くの方に親しんでもらって五十周年を迎えられる。屋外施設は感染のリスクも低い。風に触れて元気になってほしい」と語った。

(糸井絢子)

 

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