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浜松のデイサービスでメーク体験会

職員にアイシャドーを付けてもらう長谷川千恵子さんに他の利用者が「あら、いいね」と声を掛けた=浜松市南区のデイサービスセンター「アカラ」で

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 利用者が笑顔で年を越せるように、浜松市南区のデイサービスセンター「アカラ」は三十一日、自然由来の化粧品を使ったメーク体験会を開いた。 

 利用者十一人は、おしぼりで顔を温めて、ローションやクリームで肌を保湿。鏡に顔を近づけて、パフでファンデーションを伸ばしていた。紫とピンクのアイシャドーを指で乗せ、ローズ色の口紅を綿棒で引いた。お互いに「きれい」を意味する遠州弁「けっこい」と言い合っていた。

 利用者の長谷川千恵子さん(93)は、「六十のころは化粧したが、最近は全くしていない。楽しかった」と話した。

 写真撮影もあり、利用者の中には「彼氏ができますようニッ」と笑顔を作る人もいた。

 化粧品は同センター職員の藤野めぐみさん(44)の手作り。ミネラル豊富な泥「クレイ」を基礎に、鉱物の粉末「マイカ」で色を付け、ミツロウやシアバターで固めた。クレイは粒子が小さく、汚れを吸着して血行を促進する効果がある。薬を飲むことも多い利用者の自然治癒力を上げようと、同センターでは足湯や歯磨き粉でクレイを使っている。

 藤野さんは、「化粧をすることで、昔を思い出してほしいと始めた。気分も若返ったようでよかった。大みそかも化粧で家族との会話が弾めば」と話した。

(糸井絢子)

 

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