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行方不明高齢者をGPSで捜索 袋井で模擬訓練

GPS端末と専用靴

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 袋井市と市内の事業所、自治会などでつくる「はいかいSOSネットワーク」が、衛星利用測位システム(GPS)機能とスマートフォンなどのアプリを使って行方不明の認知症高齢者を捜す模擬訓練を、同市浅羽地区で行った。

 七十五歳の認知症の男性が、行方不明になったとの想定で実施。コンビニやガソリンスタンドなどの協力事業所と浅羽地区の自治会役員、社会福祉協議会職員、地域包括支援センター職員らが参加し、捜索から発見、保護までの一連の流れを確かめた。

スマホなどの位置情報で行方不明者役を捜す家族役=袋井市で

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 男性の名前や年齢、特徴などの人定情報が捜索協力者に一斉ファクスされたほか、中部電力が開発したGPS端末と専用アプリを活用した。認知症高齢者の靴のかかとにGPS端末を仕込む方法で家族が居場所を常時確認できる仕組みになっており、男性の家族役二人がスマホやタブレットの画面上に現れる位置情報を頼りに車と徒歩で捜した。捜索開始から約三十分後に地区内の公園で行方不明者役を発見し、保護した。

 市地域包括ケア推進課の担当者は「訓練の成果を検証し、GPSを活用した見守りサービスが事業化できるか検討していきたい」と話した。同ネットワークは、徘徊(はいかい)高齢者らの安全確保とその家族を支援するために二〇一一年に発足。九月末現在の協力事業所は百四十社に上る。

(土屋祐二)

 

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