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夏休みの卒園児受け入れ 浜松の保育園

在園児にプール前の準備体操を行う小学生の源馬菜々美さん(左)ら=浜松市中区の中央ながかみ保育園で

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 子どもたちの夏休みも残すところあと数日。浜松市中区の中央ながかみ保育園では、卒園児である共働き世帯の小学生が一定期間「里帰り」できるユニークな夏の過ごし方を提案している。働く親にとって、子どもの預け先確保に特に苦労する長期休み。乳幼児期から過ごしてきたなじみのある場所で、子どもたちは夏の思い出づくりをしている。

 この春卒園した白脇小一年源馬菜々美さん(7つ)は、七月下旬から八月下旬の間約十日間を保育園で過ごした。「私を育ててくれた恩返ししたいなあ」。二歳から通った園の保育士や友人と久しぶりに再会。プール前の準備体操や給食の配膳、乳幼児の昼寝を手伝い、友人と宿題をして夕方まで過ごした。菜々美さんを小さな頃から知る保育士の角田ゆいさん(27)は「頼もしく成長した姿が見られてうれしい」と目を細めた。

 同園では毎年、お盆期間を除いた七月下旬から八月下旬の二十二日間に卒園児を招待している。定員は通常の保育に影響が出ないように一日五人まで。市外に引っ越した友達との再会を喜ぶ娘を前に母・鮎美さん(36)は「よく知る友達や保育士さんと過ごせて、私も安心して働きに行くことができます」と話す。

 この夏は小学一年生から三年生十五人ほどが「里帰り」を利用した。菜々美さんは「小さい子の背中をなでて寝かし付けることができた。お姉さんって呼ばれたの」と自身の成長も実感したよう。緒方まなみ園長は「小さかった子がお兄さん・お姉さんになってまた戻って来てくれる。大きな家族のような場所であり続けたい」と子どもたちを見つめていた。

(久下聡美)

 

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