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「城落とし」フェスと融合 来月21日・渚園

◆企画の原さん 浜松の文化根付かせたい

浜松独自の運動会競技「城落とし」と音楽フェスを融合させたイベントを企画する原一史さん=浜松市中区で

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 浜松市出身の会社員原一史さん(24)=東京都中野区在住=が、浜松独自の運動会競技「城落とし」と音楽フェスを融合させたイベント「FIRE CASTLE(ファイアー・キャッスル)」を九月半ばに企画している。「浜松の文化として根付かせ、日本を代表するフェスにしたい」。街の活性化につなげたいと、準備を進めている。

 城落としは、徳川軍と武田軍による三方原合戦をモチーフにした競技で、二〇一九年度は市内三十一の小学校で実施される予定。二軍に分かれて敵陣の城に玉入れの玉を投げて攻撃し、どちらが先に爆発させられるか競う。城は木材などで作られ、紙が貼られた的に玉を当てる振動で内部の薬品が化学反応を起こし、爆発する仕組み。

 イベントでは一チーム三十〜五十人の八チームによるトーナメントを行い、決勝戦ではネオンで彩られた四メートルの巨大な城を登場させる。運動会とは異なり実際に爆発はさせないが、カラフルな煙と音響を組み合わせて城落としを演出する。あわせて同会場で音楽フェスも開く。

 東区内にある原さんの実家は町工場を営む。中学二年生の時、リーマン・ショックが起こり、厳しい経営状況に追い込まれて苦労する両親の姿、活気を失った街中の様子を目の当たりにした。「このままじゃ浜松がなくなっちゃう」。生まれ育った街を盛り上げたい気持ちが生まれた。さらに大学二年時、浜松まつりで熱狂する若衆の姿に、「この可能性に満ちている」と実感し、思いが強まった。

 城落としに着目したのは、「ずっと浜松で続く独自の文化。面白さを伝えるには最高のコンテンツ」と見たから。「城落としを通じて県外の人にも足を運んでもらい、浜松の魅力を伝えて活性化につなげたい」と話している。

    ♪  ♪

 イベントは九月二十一日(雨天時は十月五日)の午後六時〜九時、西区の渚(なぎさ)園で開催。入場料二千円、城落としへの参加は先着順。申し込みなどはツイッター(@FIRE_CASTLE_FES)で検索。

(飯田樹与)

 

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