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浜岡「停止継続」5割超える 菊川市民意識調査

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 菊川市は十日、全面停止している中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働に関する二〇一九年度市民意識調査の結果を発表した。「停止しておいた方がよい」は50・1%で、一四年度の調査開始以来初めて半数を割った前年度から2・3ポイント上昇し、再び50%を超えた。一方で、「安全が確認できれば稼働した方がよい」も2・1ポイント上昇の28・0%で、過去最高だった。停止継続を望む意見は多いものの減少傾向で、再稼働を求める声は増加傾向にある。

 定例会見で結果を公表した太田順一市長は、停止と再稼働を望む意見がそれぞれ増加した点について「関心を持っていきたい。原発に対する姿勢がある程度はっきりしてきたということかもしれない」と述べ、再稼働に関する市民の賛否が明確になってきたとの考えを示した。

 自由記述は「ある物は安全に活用すれば良い」「停止していても危険は残る。燃料をなくして初めて安全と言える」「事故の際の避難方法が非常に不安。御前崎市と同格に扱ってほしい」といった意見があった。

 浜岡原発に関する市民意識調査は、まちづくりに関する市民アンケートの中で実施。十八歳以上の二千人を無作為抽出して四月に行った。回収率は49・1%だった。

 浜岡原発は一一年三月の福島第一原発事故の後、政府要請により停止した。3、4号機は再稼働に向けて原子力規制委員会の適合性審査を受けている。

(河野貴子)

 

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