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「浜名湖のり」 来年、養殖200周年

◆新ご当地グルメにうどん 国内外に発信へ

浜名湖のりを使ったうどんを、新たなご当地グルメとしてアピールしていく関係者ら=浜松市役所で

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 二〇二〇年に養殖二百周年を迎える「浜名湖のり」。節目に合わせ、地元特産品の認知度アップを目指し、県西部の加工業者らでつくる「浜名湖のりブランド推進協議会」が、新ご当地グルメ「浜名湖のりうどん」の普及を柱の一つとした二百周年記念プロジェクトを始める。国内最古とされるノリ養殖の歴史を次世代に伝えるとともに、東京五輪パラリンピックを追い風に国内外に発信していく。

 「浜名湖のり」は浜名湖で育てられたノリを指し、浜名漁協が特許庁の地域団体商標に登録申請している。協議会は「ノリベーション」と称して、その魅力を伝えブランド化を図ろうと〇九年に発足。申請を後押しした。

18日のえんばい朝市で販売する浜名湖のりうどん

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 プロジェクトでは、産地ならではの生食文化に着目。食べ方の一つとしてのりうどんを普及させ、特産をアピールする。今後は地元飲食店に協力を呼び掛けるが、これに先立ち、十八日にある舞阪漁港恒例のえんばい朝市で、のりうどんメニューを開発中の浜松調理菓子専門学校の学生が二百四十食販売する。

 このほか、学生記者を募り、のりうどんの感想を会員制交流サイト(SNS)に投稿してもらうといった若者へのPR策に取り組んだり、外国人を含む観光客らが浜名湖のりを味わえる飲食店のリストを作成したりする。関係者が集い先人に感謝するイベントも検討している。

 メンバーら八人は十四日、浜松市役所に鈴木康友市長を訪問。松田和敏会長は今秋にも商標登録される可能性を示唆し、「一九年、二〇年は大事な年。多くの人に知ってもらいたい」と意欲を述べた。

(飯田樹与)

 <浜名湖のり> 1820年に信州ののり商人・森田屋彦之丞と、そのもとにいたのり職人・大森三次郎が伝えたとされる。浜名湖産はアオノリが大半で、特有の磯の香りと滑らかな舌触り、鮮やかな色合いが特徴。年間の生産量は800〜1000トンだが、ここ5年は乱高下が激しく、2019年は例年の6、7割と少なかった。

 

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