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合宿中止など県内も影響 五輪・パラ延期

 東京五輪・パラリンピックが一年程度延期されると決まったことを受け、県内でもホストタウンとなる予定だった自治体や、代表を目指す選手などから、残念がる声が上がった。聖火リレーも当面中止となったが、日程を再調整して今回選ばれたランナーが再び走者になる可能性があり、前向きな反応も聞かれた。

 東京五輪に向け、各国の代表チームの合宿を受け入れたり、ホストタウンとなる予定だった県内の自治体では、延期による調整などに追われた。

 大津市では、県立琵琶湖漕艇場で七月十二〜十九日に実施予定だったニュージーランドのボート代表チームの事前合宿が、中止される見込みとなった。同国側との連絡調整を担う県スポーツ協会は、各国が代表派遣見合わせなどを発表した数日前に実施確認のメールをしたものの、まだ返事がないという。ただ、五輪延期に伴い合宿は中止になる見込みとして、ホテルをキャンセルしたほか、協賛金などの募集も延期する。

 来年五月には、生涯スポーツの世界大会・ワールドマスターズゲームズのボート競技を、同漕艇場で開催予定。市は「時期が重なってしまうと、合宿は難しい。情報収集に努めつつ、ニュージーランド側の連絡を待ちたい」とした。

 守山市はトルコの「共生社会ホストタウン」に登録され、障害者にやさしい街づくりを推進。パラリンピック直前の宿泊や練習場所も確保でき、万全の体制だった。ところが新型コロナウイルス感染症の拡大で、三月上旬には視覚障害者柔道の合宿やトルコ大使の訪問予定がいずれも中止に。宮本和宏市長は「延期は残念。でも状況を考えるとやむを得ない」と話した。

 一方、留学生と市内の子どもたちが交流し、トルコの歴史や文化に触れており、宮本市長は「延期を、交流がより深まる好機ととらえたい」とも話した。

 五月二十八日に予定されていた聖火リレーは、「ビワイチ」をPRするため琵琶湖大橋で自転車を使う計画で、県公安委員会との調整を終えていた。市長は「仕切り直しになるが、来年こそ、自転車とランナーをつなぐ聖火リレーをやりたい」と意欲を維持した。

 (岡屋京佑、松瀬晴行)

 

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