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県、骨髄移植ドナー支援に助成 スカーレットを機に

今秋から移転新築工事が始まる信楽窯業試験場のホール

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 NHKの連続テレビ小説「スカーレット」でモデルとなった神山清子さんが骨髄バンクの設立に尽力したことにちなみ、県は二〇二〇年度から、骨髄移植のドナーが骨髄提供しやすい環境作りを支援する助成事業を新たに始める。県の「レガシープロジェクト」の一環で、ドラマの盛り上がりを一過性に終わらせず、波及効果を観光や地場産業、医療振興に広げていく取り組みを展開する。

 県によると、骨髄移植を希望する患者とドナー登録者の白血球の型(HLA型)の適合率は九割以上だが、登録者側の仕事の都合がつかないなどの理由で、移植率は六割未満という。

 助成制度では、骨髄提供したドナーは入院に要した日数に応じて一日あたり二万円、ドナーが勤務する事業所は休暇を付与した日数に応じて一日あたり一万円を受け取ることができる。事業を実施する市町に対して、助成した額の半分を県が負担することで、県内の市町に制度を広げていきたいという。新年度当初予算に九十万円を計上した。

 また、レガシープロジェクトの一環として、今秋から移転新築工事を予定する信楽窯業技術試験場(甲賀市)について、技術開発や人材育成に加えて、地域交流や信楽焼の魅力発信の拠点とすることを目指す。鉄骨二階建ての本館には、入口付近に陶芸作品の展示スペースを設けたり、壁面の一部に信楽焼のタイルを活用したりする。総事業費は九億七千万円。

 (芳賀美幸)

 

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