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障害者の文化芸術フェスを2月に開催 国内最大級

滋賀から始まる国内最大級の「障害者の文化芸術フェスティバル」をPRする久保会長(中)と三日月知事(右)ら=県庁で

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 障害者の芸術に関わる作家や専門家が集う、国内最大級の「障害者の文化芸術フェスティバル」のオープニングの催しが、2月7日から9日までの3日間、大津市で開かれる。来年2月まで全国7カ所で巡回し、再び滋賀県に戻ってフィナーレを迎える。

 東京五輪・パラリンピックを契機として、日本文化の魅力を海外に発信する「日本博」の一環。障害者福祉に関わる三十団体で構成する全国ネットワークや、文化庁などが主催する。

 オープニングは、大津市のびわ湖大津プリンスホテルで開催。展覧会、舞台公演や映画の鑑賞、専門家らによる討論会と、三つのプログラムがあり、展示作品は五百点、出演者は百五十人を超える。舞台公演では、盲ろう者で東京大教授の福島智さんが作詞作曲し、フォークシンガーの小室等さんと共同制作した曲を演奏。滋賀を中心に活動し、海外公演も行う「湖南ダンスカンパニー」など六団体が、伝統芸能や音楽を披露する。

 世界各国の専門家を招いた「ワールドフォーラム」では都市再生に文化芸術の視点を取り入れた元フランス首相のジャン=マルク・エロー氏らが登壇し、障害者らによる芸術「アールブリュット」の実践を発信する。

 県内では「日本の障害者福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄氏らによって、戦後に障害者の創作活動が福祉施設で広まり、作品が国内外から評価を受けている。全国ネットワークの久保厚子会長は「障害者の生み出す作品の素晴らしさと、障害の有無に関わらず文化芸術に触れるための合理的配慮の形を、滋賀から発信していきたい」と話した。

 料金は三日間共通券が二千円、プログラムごとの単独券は五百円。小学生以下と、障害のある人の付添人は無料。プログラムなどの詳細は公式ホームページで確認できる。問い合わせは、社会福祉法人グロー=0748(46)8100へ。

 (芳賀美幸)

 

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