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小中生の医療費、完全無料化 近江八幡市が条例改正案

 近江八幡市の小西理市長は二十一日の定例会見で、来春からの小中学生の通院医療費の完全無料化を目指し、対象世帯の所得制限を撤廃する条例改正案を、二十八日に始まる市議会定例会に提出すると発表した。

 医療費の完全無料化は、小西市長が昨年四月の市長選で掲げた公約の一つ。当選後の同九月議会に条例改正案を提出したが、当時の議会からは「福祉のばらまき行政になる」「全面無償化は時期尚早」などと反対意見が上がり、無料化の対象を「児童手当を受給している世帯まで」と修正し、可決した経緯がある。

 今回の改正案が成立すれば、これまで対象外だった児童生徒五百八十人を含め、全小中学生の世帯で医療費が無料化される。過去の実績を踏まえた試算では、市の年間負担額は千三百五十万円増えるという。

 一部の議員からは、無料化で気軽に受診する人が増え、医療費が膨らむと懸念する声もある。小西市長は「『コンビニ受診』との批判も聞くが、用も無いのに病院に行く人はいない。(病気かどうか)疑わしくて病院に行く人はいても、病気の知識が得られる」と主張。所得制限がある今の状態は「不公平感がある」として、完全無料化への理解を求めた。

 (平井剛)

 

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