トップ > 滋賀 > 11月20日の記事一覧 > 記事

ここから本文

滋賀

「カロム交流」海越えて 彦根RCが企画、ベトナムに贈る盤完成

披露されたカロム盤で遊ぶ児童たち=彦根市城東小で

写真

 彦根伝統のボードゲーム「カロム」をベトナムの子にも楽しんでもらおう−。彦根市城東小学校の5年生が描いた絵をデザインしたカロム盤が海を越え、ベトナムに贈られる。「カロムでつなぐ日越交流プロジェクト」を企画した彦根ロータリークラブ(RC)の社会奉仕委員長、松田充弘さん(47)は「彦根のことを知ってもらい、日本とベトナムの交流を深められれば」と話す。

 彦根RCが、公益財団法人「ロータリー米山記念奨学会」の奨学生で、長浜バイオ大に通うベトナム出身の留学生グェン・クォク・バオさんを受け入れている縁で、今年四月にプロジェクトが始動。バオさんの出身地で、ベトナム南部の都市ソクチャンにある小学校へ贈る計画を立て、城東小に盤のデザインに使う絵の制作を依頼した。

 児童たちは九月下旬、ベトナムの文化や風景、言葉などを学習。国花のハスや、世界遺産のハロン湾など思い思いの絵を描いた。彦根も知ってもらうため、国宝・彦根城や市のキャラクター「ひこにゃん」を描いた子もいた。

ベトナム国花のハスや彦根市の「ひこにゃん」などが使われているカロム盤

写真

 盤のサイズは六十センチ四方。児童の描いた絵を九種類のデザインに落とし込み、各二面ずつ制作した。中央には日本語とベトナム語で「こんにちはベトナムのお友達」「日本の彦根からの絵手紙」と添えられている。

 十八日、完成したカロム盤の一部が初めて児童に披露された。児童たちは五組に分かれ、出来上がったばかりの盤を使い、カロムを楽しんだ。ベトナムの人気キャラクター「ピカロン」などを描いた神谷恭伍君(11)は「自分の絵がベトナムに届くのがうれしい。彦根の楽しい遊びが伝わってほしい」と話した。

 ベトナム語に翻訳したルールブックも付ける。二十三日、彦根RCの本庄秀樹会長やバオさんら六人がカロム盤を届けに出発する。

 (稲垣遥謹)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索