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「精度上げて 全国1位に」 彦根工高・堤さん

全国大会に向け練習に励む堤さん=彦根市の彦根工業高で

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 彦根市の彦根工業高校建設科二年の堤明寛さん(17)が、十六、十七両日に兵庫県伊丹市で開かれる高校生ものづくりコンテスト全国大会木材加工部門に出場する。同校から七年ぶりとなる出場に「加工技術を磨き、全国一位になりたい」と練習に打ち込んでいる。

 木材加工部門は、高さ五十センチ、長さ四十センチ、幅三十五センチ大の模型を、正確に組み立てて競う。加工技術に加え、木材を切るための原寸図や安全な作業態度も審査対象になる。

 堤さんは八月二十八、二十九両日、伊丹市で開かれた近畿大会で優勝し、全国大会の出場権を手にした。順位は最高だったものの、「原寸図はうまく描けたが、加工がいまいちだった」と反省点を挙げた。

 全国大会の難所は模型内で斜めに入る柱脚だ。近畿大会までは柱脚の勾配があらかじめ発表されていたが、全国では当日に発表される。与えられた勾配を基に全体の寸法をいち早く計算し、原寸図を仕上げなければならない。

 これまでは、とにかく時間内に課題をこなすことだけを考えたが、全国に向け全体の精度を上げるべく連日、五時間近く練習する。出題されうる勾配を予想し、原寸図を何パターンも描いている。

 六月から定期的に堤さんを指導する木沢工務店(愛荘町)の大工、上林和昭さん(46)は「落ち着いて丁寧な仕事をする。大会も原寸図さえうまく描ければ大丈夫だろう」と背中を押す。建設科の瀬戸亮太郎教諭も「自分で考え、しっかり試行錯誤できる生徒。二年生だが入賞を目指してほしい」と期待を寄せる。

 全国大会を前に堤さんは「原寸図を完璧に描けることが大前提。今までにない、もっとも良い作品を作りたい」と気合十分だ。

 (稲垣遥謹)

 

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