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越・大津市長が3選不出馬 「約束達成」晴れやか

3期目の市長選への不出馬を決め、記者会見する越市長=大津市で

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 大津市長選(来年一月十二日告示、十九日投開票)まで約二カ月に迫った十四日、現職の越直美市長(44)が市内で記者会見し、三選への不出馬を表明した。越氏は、退任する理由について「四年前に市民の皆さんと約束したことを達成した」と、晴れやかな表情で語った。女性が仕事と子育てを両立できる環境をつくり、市の人口を増やすなど、初当選時から目指してきた政策が実現したと説明。次の市長については「市民が決めることで、後継を指名することはない」と話し、今後は政界から離れることを明らかにした。

 越氏は市長を務めた二期八年について、待機児童ゼロやいじめの防止対策、将来世代に負担を残さない行財政改革、先端技術を用いたまちづくりなどに力を入れたと、振り返った。

 四年前に二期目への立候補を表明した時から「四年で必ずマニフェスト(政権公約)をやりとげる。次の選挙には出ない」と決めていたと明かした。任期を通して、保育園の増設で待機児童が減ったり、働きながら子育てをする女性が増えたりしたことから、「子育てしやすい街が実現した」と強調。「やり残したことは無い」と話した。

 二〇一一年に市立中学校で起きたいじめ自殺事件を受けて取り組んできた、いじめ防止対策に関しては、市長部局にいじめ対策推進室を設置したことや、国でいじめ防止対策推進法ができたことなどを、成果として挙げた。

 公民館のコミュニティセンター化や支所機能の集約化などの政策は、実現への途中での退任となるが、「(市長が変わっても)将来的な方向性は変わらないと思う」と述べた。

 市長退任後は「一年間ぐらいは、ゆっくり考える時間を持ちたい」とし、今後の計画は明言しなかった。県政や国政など、他の選挙に出る可能性は「全くありません」と話した。

 (柳昂介、森田真奈子)

 

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