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琵琶湖の環境保全対策を 知事が小泉環境相に要望

小泉環境相(右)に琵琶湖の環境課題などを説明する三日月知事=東京・霞が関の環境省で

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 国の来年度予算の編成作業を前に、三日月大造知事らは六日、東京・霞が関の各省庁を訪れ、要望を行った。環境省では小泉進次郎環境相と面会。湖沼の生態系の保護や水質保全、外来水生植物への対策など、琵琶湖の環境保全のために必要な事業や予算を求める要望書を手渡した。

 各省庁に要望したのは、二〇二四年の国体開催の支援や保育環境の充実、災害対策、道路整備など県政全般にわたる十五項目と、琵琶湖に関わる八項目。

 環境省で三日月知事は、昨冬に観測史上初めて、琵琶湖の表層と湖底の水が混ざり合う現象「全層循環」が起きなかったことを説明。「(琵琶湖は)厳しい状態にある。温暖化が一つの原因ではないか」と話した。琵琶湖の保全に国が財政支援する琵琶湖保全再生法が、制定から来年で五年となり、見直しの時期を迎えることについても「必要な改正をお願いしたい」と要望した。

 また、食糧増産などのために干拓された内湖を、再生する事業を進めていることを紹介。小泉氏は「人口が減ると、自然に返そうという地域はどんどん出てくる。琵琶湖の取り組みが大きな知見となる時代が来る」などと応じていた。

 一行は、農林水産省と国土交通省も訪問。豚(とん)コレラの発生予防対策や、農薬や化学肥料を使わないオーガニック農業への支援、五月に大津市で保育園児ら十六人が死傷した事故を受けて進める交差点の安全対策に向けた予算確保などを要望した。

 (森田真奈子)

 

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