トップ > 滋賀 > 11月5日の記事一覧 > 記事

ここから本文

滋賀

「江若鉄道」の往年の姿語る 廃線50周年で元社員座談会

当時の様子を振り返る、江若鉄道の元社員ら=大津市御陵町で

写真

 かつて湖西地域を走っていた江若鉄道の歴史を振り返るビデオ上映会と、元同社社員との座談会が四日、大津市御陵町の大津市歴史博物館で開かれた。約百五十人が参加し、当時の鉄道の姿に思いをはせた。

 廃線から今年で五十周年を迎えたことを機に、同館とびわ湖鉄道歴史研究会が共催した。江若鉄道は一九二一年に三井寺下−叡山間の六キロが開通、三一年には浜大津−近江今津間の五十一キロが開通した。六九年に廃線となり、一部路線がJR湖西線へと引き継がれている。

 上映会では、元社員が同鉄道の痕跡などを訪ねる姿を撮影した映像を放映。元社員らは近江今津駅周辺から南下しながら、当時の情景を振り返り、かつて駅舎や路線があった道を歩いたり、学生などでにぎわった当時の様子を紹介した。

 座談会には、元社員六人が登壇。営業最終日には、多くの新聞記者が詰めかけ、利用者からは「長い間ご苦労さま」と声を掛けられたことなどを語った。

 元社員の溝好雄さん(82)は「交通機関が整備されていなかった当時、鉄道は住民の生活と切り離せないものだった。大勢の方に集まっていただき、とてもうれしい」と喜んだ。

 同館では、十二月一日まで、当時の写真や資料を展示しているミニ企画展を開催している。一般が三百三十円、高校・大学生が二百四十円、小中学生が百六十円。

 (柳昂介)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索