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農業女子とホテルが初コラボ 守山で「青空レストラン」

屋外で、取れたての野菜を使った料理に舌鼓を打つ参加者=守山市水保町で

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 県内の女性農家でつくる団体「しが農業女子100人プロジェクト」は三十一日、守山市水保町のリゾートホテル「セトレマリーナびわ湖」と協力して、市内の畑で「青空レストラン」を開催した。県内外から二十人の男女が客として参加し、プロのシェフが腕をふるった、取れたて野菜たっぷりの料理を満喫した。

 同団体は昨年十月に七人で発足。現在は二十二人のメンバーが所属し、滋賀の農業を女性ならではの視点で盛り上げようと、定期的に情報交換したり、イベントを開いたりしている。

 青空レストランは、民間企業と初めて組んで企画した。同ホテルに食材を提供しているメンバーがいたことから、「農業の魅力が伝わる面白いことをしよう」と意気投合した。

 この日はまず、市内にあるメンバーの渡辺維子(ゆいこ)さん(44)の畑で、参加者が農作業を体験。渡辺さんや他のメンバー八人と共に、あぜ道の草取りをした。春菊の摘み取りも行い、試食した参加者は「苦味がなくて、おいしい」と声を上げた。

 続いて、渡辺さんが管理する別の畑に移動し、長テーブルを囲んでランチタイムに。摘み取ったばかりのナスやインゲンも使って、ホテルのシェフ五人がスムージーやサラダ、ピザなど五品を手際良く調理し、参加者に振る舞った。

 子ども連れで参加した同市水保町の主婦片山恵美さん(36)は「野菜はどれも新鮮で、特にインゲンはシャキシャキとした歯応えがあっておいしい」と絶賛。好天にも恵まれ、「景色が良くて、おいしさが倍増します」と笑顔で話した。

 渡辺さんは「畑を見てもらい、自分の野菜を一緒に食べてもらうことで、生産者と消費者の関係がぐっと縮まればいい」と、イベントの意義を強調した。

 同団体は今後も、県内各地のメンバーの畑で、青空レストランを開催する。佐々木由珠代表(39)=草津市=は「農業女子が楽しそうなことをやってるな、と世間に伝わることで、『つらくて大変』といった農業の見方が変わればいい」と期待している。

 (平井剛)

 

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