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琵琶湖の船舶事故に注意 国交省がハザードマップ初作成

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 国土交通省運輸安全委員会事務局の神戸事務所は、琵琶湖で発生した水上バイクやプレジャーボートなどによる船舶事故が、二〇〇八年以降の過去十年で計百四十三件あったと発表した。国交省として、件数を取りまとめたのは初めて。再発防止に向けて、事故の発生状況などをまとめたハザードマップとハンドブックも、初めて作成した。

 同事務所によると百四十三件のうち、死傷事故は六十二件で十七人が死亡。百二人が負傷している。

 死傷事故が最も多いのが、大津市の近江舞子水泳場付近。多くは水上バイクによる単独事故で、高速で走行中に水面に落ちて負傷するケースが目立つという。水上バイクから同乗者が落ちて、下半身の肛門部にジェットノズルから放出された噴流を受けて、内臓を損傷するという事故も、毎年数件起きている。

 操縦免許証を持っていなかったり、飲酒した後に水上バイクを運転して事故を起こしたケースもあった。

 また、釣り客が多い湖南部では、プレジャーボート同士の衝突事故が、多く報告されている。同事務所の担当者は「琵琶湖は海と違って波も穏やかで、レジャー客は注意が必要という意識を持ちにくい。事故の傾向を知って、安全意識を高めてほしい」と話している。

 ハザードマップはポスターにして、マリーナなどに掲示。ハンドブックは三百部を作成して関係機関に配布するほか、運輸安全委のホームページでも公開する。

 (芳賀美幸)

 

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