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修復費用確保へ企画展や募金 長浜・大聖寺の「不動明王坐像」 

不動明王坐像の写真パネルの横で支援を呼び掛ける山崎さん=長浜市役所で

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 長浜市は二十三日、大聖寺不動堂(大門町)の本尊で市指定文化財の「不動明王坐像(ざぞう)」の修復支援に乗り出すと発表した。企画展などの各種事業を通じ、経年劣化が進む像の修復を支援する。

 市などによると、不動明王坐像は十一世紀ごろの作品とされ、高さは一・三五メートルと県内で二番目の大きさだが、虫食いなどが激しく、不動堂を管理している近隣の四軒や、半額が支援される市の補助金だけでは本体や台座などの修復費が賄えないとしている。修復費は二〇一四年時点で五百万円以上と試算されているが、地元がこの間に工面できたのは約五十万円という。

 そこで大聖寺に関する文化財を紹介する地元での企画展や不動明王坐像の特別公開、東京での講演会などを通じ、支援の輪を広げることにした。企画展などに合わせて設置する募金箱への支援や拝観料、企画展への出展謝礼などを修復費に充ててもらうという。

 四軒のうちの一軒で、市役所で会見した山崎喜世雄さん(72)=大門町=は「幅広い支援をお願いしたい。地道に支援を呼び掛け、三年以内には修復に着手したい」と話した。(問)浅井歴史民俗資料館=0749(74)0101

 (相馬敬)

 ◇特別公開と主な修復支援事業 不動明王坐像特別公開(11月17日、23日の前11〜正午、拝観料500円)▽浅井歴史民俗資料館企画展「大門村にあった寺院・大聖寺〜不動明王を守り続けた古刹〜」(29日〜12月15日、一般300円)▽浅井図書館での歴史講座「大門村にあった寺院・大聖寺−知られざる歴史と文化財−」(11月10日後1・30、受講料500円)▽「びわ湖長浜KANNON HOUSE」での不動明王坐像写真展(29日〜12月22日)▽浅草文化観光センターでの長浜歴史文化講座(12月8日後2〜4)

 

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