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「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」開幕

出陣式で観客と一緒に「エイ、エイ、オー」と気勢を上げるキャンペーンの関係者=近江八幡市安土町で

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 織田信長や豊臣秀吉、明智光秀など滋賀にゆかりの武将にスポットライトを当てて、「戦国」をテーマに滋賀の観光を盛り上げていくキャンペーン「戦国ワンダーランド滋賀・びわ湖」が二十二日、近江八幡市安土町で開幕した。来年十二月までの期間中、ツアーや体験イベントなど約百三十のプログラムが県内全域で行われる。

 明智光秀を主人公にしたNHKの大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」が来年一月から放映されるのに合わせ、県内に数多く残る戦国時代の史跡や逸話、伝承などを紹介して、観光誘客につなげようと、県や市町、びわこビジターズビューローなどが初めて企画した。

 キャンペーンの成功を願って、由布和嘉子副知事や同ビューローの川戸良幸副会長、大河ドラマの時代考証を務める小和田哲男静岡大名誉教授ら関係者四十人が、安土山にある信長の供養塔「織田信長公本廟(びょう)」を参拝。敷地が公開されるのは初めてで、安土山を所有する総見寺の加藤耕文住職が読経し、参拝者が焼香して手を合わせた。

オープニングセレモニーで織田信長と安土城を墨絵で描く御歌頭さん=近江八幡市安土町で

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 この後、文芸セミナリヨでオープニングセレモニーが行われ、戦国時代にちなんだ出陣式では、信長役の「武将」が音頭を取って全員で「エイ、エイ、オー」と気勢を上げた。アトラクションとして、墨絵師の御歌頭(おかず)さんが縦一・八メートル、横三・六メートルの板に信長と安土城を描いてみせ、お笑いコンビ「テツandトモ」が歌や踊りで楽しませた。

 心配された天気も朝方までに雨が上がり、野外では物販や観光PRなどのブースが軒を連ね、大勢の家族客でにぎわった。

 川戸副会長は今後のキャンペーンに向け、「多彩なプログラムを通じて、近江戦国絵巻を全国へ発信していきたい」と語った。基調講演をした小和田名誉教授は「近江抜きには戦国時代は語れず、戦国をテーマに観光を盛り上げるのは理想的なことだ」と述べた。

 (平井剛)

初公開された、安土山にある信長公本廟の前でキャンペーンの成功を祈願する関係者=近江八幡市安土町で

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好天に恵まれ家族客らでにぎわう野外ブース=近江八幡市安土町で

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