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甲賀流れる杣川の生き物で「水族館」 甲南高生ら

設置された水槽の魚に見入る児童たち=甲賀市甲南第三小で

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 甲賀市を流れる野洲川の支流、杣川(そまがわ)の環境保全に取り組む市民団体「杣川と親しむ会」と、県立甲南高校の生徒たちが十七日、杣川で採取した生き物を入れた水槽を、同市甲南第三小学校に設置した。名付けて「杣川水族館」。

 森嶋克已会長(76)ら会員三人と、甲南高校の森田和行教諭、バイオとかがく系列の三年生四人が来校。カワムツやヨシノボリ、オイカワ、ヘラブナ、ドジョウなどの魚や、スジエビ、巻き貝のカワニナなど、十数種類約百匹が入った水槽三つを、廊下の一角に据え付けた。

 ヤゴやカワゲラなど水生昆虫の標本や、川底の約三百万年前の古琵琶湖層から採れたドブガイなどの化石、もんどりや投網などの漁具も並べた。

 生き物は、昨年夏から最近にかけ、会員や生徒らが採取し、高校で飼育してきた。「ブルーギルなどの外来種も入ってきてはいるが、アカザなど貴重な在来種もまだ生息している」と、森田教諭。甲南高三年の片渕敬太さん(17)は「子どもたちに、川の自然に興味を持ってほしい」と話した。

 下校時に廊下を通った児童たちは早速、興味津々で水槽に見入っていた。杣川水族館は、今月中は甲南第三小で管理し、その後も希望する学校などに置いてもらう。

 (築山栄太郎)

 

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