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特別支援学校の卒業生に学びの場 NPOが近江八幡にセンター開設

空き家を活用した施設でくつろぐ人たち=近江八幡市堀上町で

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 NPO法人「障害青年の教育をさらに保障する滋賀の会(略称・専攻科滋賀の会)」は、近江八幡市堀上町の住宅地に「障害青年サポートセンター近江八幡」を開設した。来年四月からは、特別支援学校高等部を卒業した生徒に「学び」の機会を提供する。

 木造二階建ての空き家を改装して、施設に活用した。一階のサロンや相談室では、支援学校の生徒を対象にした放課後等デイサービスや、卒業後の相談支援事業を実施。二階の学習室では、卒業後の生徒が社会で自立できるための勉強や訓練を継続的に行う。

 支援学校の生徒は卒業後の進路が、就職か福祉的就労に限られる。普通の高校生が大学や短大へ進むのと同じように、支援学校の生徒も引き続き教育を受けられるようにしてほしいとの声が、保護者などの間で増えている。そこで、新たな受け皿として、「学びの場」(福祉型専攻科)を開設する動きが全国で進み、県内でも大津市や東近江市で既に施設ができている。

 今回のサポートセンターは、開設までに十年かかった。滋賀の会の立岡晄理事長(72)は「ここは障害者にとっての短期大学。障害があるからこそ、ゆっくり、じっくり学べる機会を保障してあげたい」と話している。(問)立岡理事長=090(1075)0962

 (平井剛)

 

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