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大津祭本祭で曳山が湖国彩る

台風一過の好天の下、琵琶湖を背に巡行する大津祭の曳山=大津市で

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 約四百年にわたり湖国の人々に親しまれる大津祭(国指定重要無形民俗文化財)の本祭が十三日、大津市であった。台風19号の影響で十二日の宵宮は中止されたが、一夜明けたこの日は十三基の曳山(ひきやま)が無事に巡行し、街を彩った。

 同市京町の天孫神社の例祭で、湖国三大祭にも数えられる。十三の旧町内が、それぞれ幕やからくりで飾りあげた曳山を曳(ひ)き回し、見物に訪れた約十四万人(主催者発表)を楽しませた。紋付き姿の囃子方(はやしがた)が笛や鉦(かね)、太鼓で「コンチキチン」の音色を奏でると、旧市街地のにぎわいは最高潮に達した。

 天孫神社で神事を終えた十三基は、くじ取らずの「西行桜狸山(さいぎょうざくらたぬきやま)」を先頭に出発。途中で曳山をとめ、趣向を凝らしたからくりを動かす「所望(しょうもん)」も行った。中京町の「源氏山」では、石山寺で紫式部が源氏物語を書いた伝承にちなんだ仕掛けが披露された。上演後には曳山の上から厄よけのちまきがまかれ、見物客が手を上げて取り合った。

おはやしを奏で市街地を巡行する曳山=大津市で

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 龍谷大(京都市伏見区)の学生ボランティア二十一人も参加し、「トコヨイ」の掛け声に合わせて丸屋町の「西王母山(せいおうぼざん)」を曳いた。リーダーとして参加した二年の土肥亮太さん(19)は「伝統を楽しめた。大事にしていきたい」と話した。

 (土井紫)

 

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