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ブドウの葉で紅茶 信楽焼の焙炉で加工

葡萄リーフ紅茶を開発した藤田さん=甲賀市信楽町上朝宮の藤田園で

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 朝宮茶の栽培・加工・販売を手掛ける「茶城藤田園」(甲賀市信楽町上朝宮)社長の藤田照治(てるじ)さん(77)らが、信楽焼の焙炉(ほいろ)でブドウの葉を加工した「葡萄(ぶどう)リーフ紅茶」を開発した。二十六日からティーバッグで販売を始めたところ、既に数十缶を売り上げる人気ぶりだ。

 藤田さんは、鳥取大大学院の研究チームが開発した、梨の葉の茶に関する新聞記事をヒントに、信楽町神山のブドウ園「ふくにしファーム」に着目。実をおいしくするために六〜七月に摘み取って捨てられてしまう葉を、有効活用しようと考えた。

 加工に利用したのは、十年前に信楽町神山の陶器製造業「丸十製陶」と共同で開発した信楽焼の焙炉。茶葉を温めながらもむことで、自宅で紅茶が作れる耐熱セラミックの大皿だ。

 七月にブドウの葉をもんで試行錯誤。少し酸味のある、すっきりした味わいの紅茶ができた。

 強い抗酸化作用のあるポリフェノールが、赤ワインと同程度の百ミリリットルあたり百八十ミリグラム含まれるという。ブドウ狩りの始まった二十六日からふくにしファームと藤田園に置いているが、健康志向も手伝って好評という。

 藤田さんは「ブドウ園、信楽焼、茶加工という三者のコラボで、地域の活性化につながれば」と話す。葡萄リーフ紅茶は、二グラムのティーバッグ七袋入りの缶で、税込み千八百円。藤田園=0748(84)0123

 (築山栄太郎)

 

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