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平和堂、縮小継続へ 8月閉店の米原店、1年半後めどに再建

閉店で解体されることとなった平和堂米原店=米原市下多良で

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 八月に閉店するJR米原駅西口の平和堂米原店(米原市下多良)が、閉店後に建物を壊し、生鮮食品を扱う小型のスーパーマーケットとして再整備することが二日、複数の関係者への取材で分かった。平和堂(彦根市)は一時「完全撤退」も視野に入れていたが、駅西口の中核施設だったため、住民や行政から存続を求める声が多く、規模を大幅に縮小しながらも継続することになった。

 平和堂米原店は八月二十日で閉店し、三十三年の歴史に幕を下ろす。「米原駅前の平和堂」、通称「マイヘイ」との愛称で長年親しまれたが、近年では売り上げの減少に悩まされていた。解体工事を行い、約一年半後をめどに生鮮食品や日用品を扱う一階建ての「フレンドマート型」のスーパーマーケットを再建する。

 米原店の土地は複数の地権者が所有していたが、賃借契約満了に伴い閉店することが一七年三月に表面化した。一方で地元住民は「買い物が不便になる」として店舗の存続を求める署名運動を行い、同社に提出した。当初は一八年二月に閉店する予定だったが、当面営業を続ける対応を取った。

 三階建ての同店は、一階が食品売り場、二階にテナントや衣料品、三階に遊戯場を設けていたが、現在は売り場を一階に集約している。今後の建物面積や入店テナントなどは未定。

 一日には同社の幹部が米原市役所で平尾道雄市長に規模を縮小し営業を継続する方針を説明した。平尾市長は本紙の取材に対し、「工事期間中の一年半は空白の時期が生じることになるので、住民が困らないような策を検討してほしいという話をした」と語った。

 同社の関係者は「閉店を含めて店のあり方は検討していた。地元からの要望もあり、次の新しい店をという結論に至った。工事期間中は住民に迷惑をかけるが、宅配のサービスを利用してもらいたい」と語った。

 (大橋貴史)

 

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